こちらは、ミドサーOLがお届けする一人旅を愛する人のための情報サイト「そろ旅」です!
海外LCC「スクート」を実際に利用してみて、サービスや乗り心地についてまとめました☆
1回でかかった費用の総額と、加算されたマイル数などもあわせて大公開します!
海外LCCスクートでオーストラリア・東南アジアに行こう!
ひとり旅大好きLalaです、こんばんは。このブログで度々取り上げてきた海外LCC「スクート(Scoot)」について、実際に乗ってみたサービスや乗り心地、感想などのレビューをこの記事にまとめました。
SNSでありがちな案件で書いてるわけでもないので、全部ぶっちゃけガチトークでいきます。
ちなみに、「スクート」とはオーストラリア・シンガポール・香港などに乗り換えなしの直行で行ける格安海外LCCです。
サービスも機材も評判も世界トップレベルの「シンガポール航空」系列のLCCなので、数あるLCCの中でも安心感と安定感は抜群です。
メリット・デメリットなどは、こちらの記事で詳しく紹介しています
そんな海外LCC「スクート」に、昨年実際に搭乗してきました!(※「そろ旅」記事を先にお読みいただいた方は、内容が被る部分があります。)
LCCスクートのサービス&乗り心地レポ!
海外LCCスクートを使って2022年の9月にシンガポールへ行ってきました。
私が利用したのは関西空港 チャンギ空港間なので、そのレポになります(※スクートは成田空港にも発着していますが、そちらは未体験になります。)
チェックインカウンター
まず最初に。スクートのチェックインカウンターは、時間制です。大体搭乗時間の2時間前になるとオープンします。それ以外の時間帯に行っても、カウンター自体が存在しない(「スクート」という表記が見当たらない)ので注意!!
オープンするとこんなかんじ。至ってふつうのどこにでもあるカウンターです。笑
チェックインはカウンター以外でも「オンライン・チェックイン」ができるので便利です。
大きい荷物がある場合は写真の有人カウンターを利用します。今回は、スーツケースのサイズが機内持ち込みOKな大きさ(54cm×38cm×23cm/ 総直線寸法が115cm以下)を超えていたのでココから預けることにしました。(※到着した空港で忘れずにピックアップしましょう!)
ちなみに、機内に持ち込める荷物は2個まで、重量は通常10㎏までです。
「スクートプラス」で予約した場合は、重量15㎏までOKになります。
こちら、スーツケース込みの重量になるのでご注意を。わりと高級スーツケースやハイブラのスーツケースに限ってめちゃめちゃ重かったりするので。。。笑
飛行機の搭乗方法
よくある国内・海外LCCでは、「空港からバスに乗って貨物室まで連れて行かれ、そこから階段登って搭乗した」という話。笑
なかなかシュールなんですけど、関空発のスクートはそんなことありませんでした。
むしろ、ふつうのJAL便・ANA便と同じように搭乗ゲートの前で待ち、ゲートに案内されて空港から直接乗り込みます。
もしもそういう「the・LCC!!!」っていう感じのヤツを期待されているのであれば、関空発のスクートではそれ、体験できません笑
関空発グアム行きのLCC(ティーウェイ航空)のコロナ前の搭乗ではそうだった、という友人談があるので、ワクワク体験してみたい方はティーウェイ航空のほうがオススメかもしれません笑
行きの便(座席指定+最前列+サイレントシート)
関空 チャンギ空港までの行きの便では、座席指定・最前列の席・サイレントシート・Wi-Fiをオプションで追加しました。追加料金は、サイレントシートでの最前列・指定料込みで6,400円。Wi-Fiが中間の速度で600円。代わりに、行きは荷物が少ないので荷物の容量UPと、よりリラックスできそうなスクートプラスはなしにしました。
こんなかんじに、行きの便と帰りの便でオプションを変えるのも全然アリです。色々追加していると「LCCなのに結局高い!」ってことになるので、むしろムダなオプションはバンバン削ることをオススメします。(一人旅だと、誰が気にするねん!どうせ一人やし!っていう強みがありますね笑)
+6,400円でゲットしたサイレントシートの最前列はこちら。じゃじゃん
広い!!!
足も結構ラクラク伸ばせます。
座席の前にはセーフティーインフォメーションがあり、若干使い古された感じです。笑
あと、サイレントシートと通常シートとの仕切りが面白くって
なんと、カーテン!!!!笑
そして、LCCなので当然のようにモニターがありません。
「みんなフライト中どうしてるんだろう…(6時間とかヒマすぎるのでは)」と思ったら、豆電球くらいの明かりの中で読書をしているご婦人、ポータブルゲームで遊んでいるお兄さん、消灯とともに誰も座っていないシート3列に横になって寝るオッサンなど。笑
結構、いや、かなり自由ですLCC。笑
恐らく横になっていたオッサンもパッと見日本人な感じだったので、日本を飛び越え民度はグローバル。笑
この辺、気になる人はなるかもしれません。私はイビキとかない限り(そして臭い足をこっちに向けない限り笑)大丈夫ですが、かといってCAさんが注意する、ってこともないので本当に無理!!!という方はLCCよりも、JALやANAの利用を強くオススメします。。笑
このときは、まだ海外入国の条件も厳しめで、座席が空いていたら余計かもしれません。もしかしたら、今は満枠になっていて違うのかも。笑
あと、離陸前にモニターで流れる「緊急時の対応説明~」的なアレは、CAさんが一番前の通路に立ってキビキビと。まるでコンビダンスのように物を使いながら実演してくれます。笑
これがまた、息ピッタリだったりすると思わず拍手を送りたくなる感じで、なかなか見応えあります。笑 あれって、スクート名物なのか…笑
サイレントシートオプションは、カーテンで仕切られている割に本当に静か!!
全然音や声が気になりません。あの簡易的なカーテン一枚でそんな防音効果が…!? なんて思いましたが、不思議と本当に聞こえてきませんでした。
超・快適、サイレントシート。
機内Wi-Fiの体感速度・ブランケットは有料(事前予約)
往復の便で追加したWi-Fiオプションですが、機内でPC作業くらいはできるのでフライト中に仕事したり・メール返信したり・執筆したりして過ごせます。
ただし、youtube再生とかは動作がかなりモッサリなので、イライラしそうであんまりオススメできない感じです。iPhoneはSafariの接続が悪いので注意。事前にChromeをダウンロードしておいたほうがいいかもしれません。。
あと、最前列って寒くって。途中でブランケットをお願いしたんですけど、ブランケットも事前の有料オプションでした。笑
予約したときには気づかなかったのですが、あったみたいです。
女性の味方である防寒対策「ブランケット」がその場で追加できないのはちょっと痛かったです。
機内の言語は? 日本語or英語??
一応、日本発でも海外のLCCなので。機内のCAさんとのコミュニケーションは英語なの…?日本語なの…?と気になっていましたが、乗ってみた結果、基本的には英語+困ったときには日本語対応OKのCAさんが来てくださいました!
私の場合、行きの便でのWi-Fi接続に苦戦して、英語で対応してもらっていたのですが、途中で日本語対応OKなCAさんも来てくれたりして、英語と日本語の両方で会話しました(笑)
トラブルのときには日本語対応のCAさんが駆けつけてくれるって、とっても素晴らしいです。安心感が違いますね。ご婦人が一人で乗車されていたのにも納得。
やっぱり機内サービスが世界最高峰のエアライン「シンガポール航空」系列のLCCは違うなと。
帰りの便(スクートPlus+最前列)
帰りは荷物も増えるので、手荷物重量も増えてさらにリクライニングなシートとレッグルームのある「スクートPlus」にしてみました。このblogでレポしたかったので、「どんなもんかな…」という実験でもありました。
行きと比べてシートが布張り 革張りに変わりました。
座り心地は… うん、なかなかだ。でも行きの布張りと比べて「めちゃくちゃイイ!!」ってほどでもなかった。ぶっちゃけ、そんなに大して変わらないような気もします。私のオシリが鈍感なだけかもしれません笑
行きは写真後ろ側のサイレントシートだったのですが、スクートPlusはこのサイレントシートよりもオプション料金が高いのに、サイレントシートではないので注意。
私は知らずに取ってしまって、真後ろがかなりテンションの高いお母さん&お子さんのハッピーなセットで、若干、いや結構後悔しました。苦笑
やっぱり一人旅はゆっくり&ノンビリできたほうが良い…。
ということで、いきなり結論ですが、個人的にはスクートPlusよりも断然サイレントシートオプション!!って感じでした。
もちろん、当たり・ハズレも大きいかと思いますが。安全策と金額を天秤にかけたら、絶対にサイレントシートです。笑
手荷物重量以外にも、座席電源が付いていいたり機内食が無料だったり30MBのWi-Fiが利用できたりとメリットあるんですけどね、スクートPlus。
機内食はこちら。ビーフのなにかを注文しました。レモンティーなどの飲み物は、機内で現金(※SGD=シンガポールドル)で支払うと追加可能です。現金のみで、クレジットカードは使えないため手持ちにSGDがないときは注文できない仕様です。あと、大きいほうのカバンに預けていたり…。ドリンクほしい方は、手荷物の中にSGDを忍ばせておきましょう。
ちなみに、寝ていて機内食を飛ばすと、自分が予約したのと全然違う食事が提供されるので注意。笑
私は直前に若干食あたりっぽくなって一回目の機内食をスルーしたので、次に出てきたものは全然違いました。
そして、実際に食べたのがコチラです。笑
いや・・・ 誰・・・
「もはや牛ですらないやん!!!」という総ツッコミでしたが(※関西人)、なんかハーブっぽいチキンと、雑穀米的な食事で、コレはコレでおいしかったです。笑
スクートPlusって良い!? 比較レビュー!
さてさて。今回、サイレントシートの座席+リクライニングシートと、スクートPlusの両方を体験してみましたが、シートで言うとどちらも同じかなぁ、というのが正直な感想でした。でもレッグルームがあるのはちょっと良かった。レッグルームがなくても、足元にリュック置いて代わりにできるならなくてもいいかも(※離陸・着陸時には手荷物はすべて頭上の棚に入れます)。
サイレントシートは、やっぱり最強でした。 正直、コレだけのためにスクートPlusを諦めるのも全然アリなくらいでした。
もちろん、個人によって違うと思うので「自分は全然赤ちゃんの泣き声とか気にならない」「子供が真後ろでギャン騒ぎしても全然平気!」って方はスクートPlusのほうもアリかもしれません。
私の場合、子どもの声や泣き声はどちらかというと結構気になるほうなので、すべてを捨ててもサイレントシートかな… っていうのが正直なところです。笑
機内食やWi-Fi、手荷物重量は必要ならオプションで追加すればいいので。あと、どんなにお子さんが騒いでもCAさんに注意されないという親御さん側のメリットと、女性一人旅でのデメリットと、その両方がありました。
機内食は個人的にはおいしかったんですけど、アジアンテイストなので苦手な方は要注意です。他社エアラインにあるような、和食メニューとかは搭乗時点ではなかったです。
スクートPlusはお得? 通常料金との差額
今回、通常時シートが片道24,860円。+座席指定料金(サイレントシート&最前列)が6,400円。
スクートPlusのシートが片道38,400円。オプションをなにもつけない場合、差額は13,540円でした。
プラン | 片道料金 | 座席指定OP | Wi-Fi OP | 機内食OP | 合計 | 差額 |
---|---|---|---|---|---|---|
通常プラン | 24,860円 | 6,400円 | 600円 | 追加なし | 31,860円 | – |
スクートPlus | 38,400円 | ※料金込み | ※料金込み | ※料金込み | 38,400円 | 6,540円 |
ただ、女性の一人旅なら、できれば座席指定のオプションはつけたいところ。
座席指定料が入るとスクートPlusとの差額は7,140円。Wi-Fiも追加すると、6,540円になります。
せっかくお得なLCC。最終的には、料金とオプションとを天秤にかけて… どちらが良いか決めるのが良いと思います!◎
機内食もWi-Fiもいらない、って場合は通常プランがお得だし。機内食とWi-Fi、優先搭乗は外せない!!って方はその分これくらいの料金がプラスになりますよ、っていうの一目でわかる表です。
チケット代自体は安いLCCですが、オプションを色々つけていると「なんやかんやで」結構な金額いくなぁ、となってきますのでご注意を。
あくまで「自分にとって最低限必要なライン」だけを追加することをおススメします!
削れるところは削って、現地で使うお金を手元に残しておくのも賢い旅スタイルなんじゃないかな、と思います。
スクート乗車で獲得したマイル数は?
そして、9月末に搭乗した「スクート」のマイルが加算されましたよ~、という報告が10/12にメールで届きました
公式によると、「マイルの加算日は搭乗日から大体~4週間くらい」とのことでしたが、意外にも早かったです。
そして、こちらが実際に届いたメールです。スクートPlusを利用するなどして往復料金:合計70,260円で「765マイル」が加算されていました。
マイル数は、利用額に応じて加算されるそうですが( クリスフライヤー公式HPより)、大体7万円で750マイルくらいはくれるようです。
ちなみに、公式HPには「1マイルにつき2.5エリートマイルを獲得できます!」と書いてあって、なんのこっちゃで調べたところ、なんと「クリスフライヤーマイル」には獲得マイル数によるランクがあるそうで、25,000マイル以上を獲得すると「エリートシルバー会員」にランクアップするそうです。
「エリートシルバー」になると、搭乗時に25%のボーナスマイルが加算されるとか。
なるほど、そういう仕組みなんですね~。
25%ボーナスマイルがついたら、LCCでも結構貯まりやすくなりますね。使えば使うほどお得になってゆく、スクート!
「バンコク」に行きたい方は…!
ちなみに、スクートでは、タイ(バンコク)直行便が運航されてません。
バンコクにLCCで行くなら断然「エアアジア」がおすすめです!
「エアアジア」を使ってバンコクに行ってみた! ~レポート
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!
これからも、女子一人旅でのホテル・飛行機搭乗レビュー、現地レポなどをどんどんUPしていく予定です。
女性一人・おひとり様ならではの情報などをお伝えしていけたらな、と思うので気に入っていただけたら下の「いいね!」をポチっと!してくれると励みになります💓
そして、やっと開設したInstagramのほうでは、ストーリーズにて現地のムービーなどを載せる予定です🌈📸
現地情報を素早くゲットしたい方、ぜひぜひフォローしちゃってください♪
Have a nice solo vacation!
著者の 詳しいプロフィール